株式会社マイインポータント

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「即興力」を鍛えることで コミュニケーションが変わる!?

先日、マイインポータントで「対人支援者・上司のためのインプロ」ワークショップを開催しました。講師はインプロの第一人者と言われる絹川友梨(きぬがわゆり)氏(※)です。

「インプロ」とは、Improvisation(インプロヴィゼーション)の略。日本語では「即興」という意味です。演劇・音楽・アートなど芸術分野における表現手法のひとつで、台本なしで「その場で創作する」こと。思考と創作が同時に行われます。このサイトでは「即興演劇」のこととして用いています。インプロはもともと俳優のトレーニングとして開発されたものですが、現在ではエンターテイメントとして教育のツールとしても活用されています。

講師曰く、そもそも日々の人とのやり取りは、ほぼ即興だというのです。

例えば部下にある仕事を依頼したとき、そのときの部下のちょっとした返事や顔色などで「やる気度合い」を感じ取り、次に掛ける言葉を選びますよね? それもすべて「即興」です。

言葉や態度は、一度出してしまうと、引っ込めてやり直しすることができません。後で「部下にあんな風に言ってしまったけど、別の言い方をすればよかった」とか、「あんな態度をとらなければよかったな…」などと後悔すること、誰にでもありますよね。

インプロワークショップで、「即興力」を鍛えることで、部下や周囲とのコミュニケーションが変わってくるというわけなのです。

人と人とが安心してつながれる 「場づくり」が大切な理由。

弊社では、この「インプロ」により、実際のビジネスの現場でコミュニケーションの感覚をつかんだり、チーム作りを行うときに役立つスキルを身に付けてもらうことなどを目的としてワークショップを開催しています。第2回目の今回は、人と人が安心してつながれる「場づくり」に重点を置いて行いました。

意見が出ない場、本音を話してくれない人。対人支援者・上司であればそんな経験を一度はされたことがあるのではないでしょうか。そしてその必要性、重要性を身に染みて感じている方が多くいらっしゃるのではないかと考えます。

弊社でも企業支援を行う中で「会議で意見が出ない」「社員の本音が知りたい」などの声を多数聞きます。私自身もコーチング等で相手が本当の気持ちに気づくことなど自分自身に向き合ってくれるための場作りは、注力することの一つです。インプロの考え方、ワークを通して次のような効果が期待できると考えます。

●組織内で本音が聞けるようになる
●失敗を恐れずにチャレンジできる人たちが増える
●自分の状態に気づけ、ステートコントロールが出来るようになる
●相手の可能性を信じて関わることが出来るようになる

最初の一歩は、 自分の「クセ」に気づくこと。

場作りの最初の段階は、自分の状態に気づくことから始まります。私自身、あるワークを通して「人の話を待てない」と気づかされました。

多分、コーチとして人と向き合う時は、待てていると思います。ところが、日常生活では、待てないのです。相手の話からひらめいたことを、どんどん口にしたくなるという「クセ」があるようなのです。そういえば、電話でよく、相手と言葉が重なります。これが多分、そういうことだと思い当たりました。

「私はゆっくりと相手の話しを受け取れない」。

これが私の新しい気づきでした。これに気がつくことで、少しずつ、違う対応をしようとする自分がいます。そして少しずつ変化していき、プライベートでも「人の話を待てる」私になっていく予定です。

こんな風に気がつかないと変化できません。あなたもぜひ、自分のクセに気がついてみてください。そこから、新しい自分が生まれてくると思いますよ。

※ インプロの第一人者絹川友梨(きぬがわゆり)氏のウェブサイトはこちら。
https://www.impro-works.info/

部下育成に課題を感じていたら、マイインポータントへお気軽にお問い合わせください。