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教えて! 新入社員研修の心構え

世の中、ざわざわしていますが、それでも川沿いの桜の木のつぼみは膨らみ、 新入社員は入社してきます。季節は、本格的な春を迎えようとしていますね。

先日、数年ぶりに新入社員研修に登壇しました。 当初予定していた講師が来られなくなり、
急遽私が登壇することになりました。

新入社員を観ていて、今の若手に必要なのは、 「対話力」だと改めて思いました。

その企業の新人研修では、毎年恒例でポスター作りを行います。

グループに分かれ、まず原案を作ります。

その光景を見守っていると
各グループとも小グループをつくり原案作成がスタート。
小グループでは、ほぼ一人が作成し見守る他のメンバー。
そして、どれがいいかを指さし、決定!

楽しそうに会話をしていましたが、 ほとんど議論がされていませんでした。

育った環境をまずは理解するところから

アイデアを持ち寄り、いい物を採用する。
一見、問題なさそうですが、
私は、対話がないことが問題だと思いました。

お互いの案のいいところ
どうしてそうしようと思ったか?
お互いのアイデアをミックスして、 さらによいものにするには…?

などを、話し合うことが必要だと考えます。

しかし、新人たちはそれを行わずに
出てきた案を採用、不採用に分けただけでした。

これでは、チームで働き1+1=3にはできません。
横に並べ1+1=1です。

若手に多い傾向として、誰かの意見に同調し、自分の意見を言うことや
違う意見を言うことを避ける傾向があります。

これは彼らが生きてきた時代背景によるものもあります。

小学校から中学校にかけてゆとり教育~移行期の中で育ち、
頑張って一番になろう、という意識が育ちにくい環境。

また他者と違うことが、いじめへと繋がっているような環境。

その中で、なるべく目立たないように、
安全に自分の見を守るようになっていく傾向にあるこの世代は、
自分の内的な部分に忠実で、地位や年収という外的なものより、 自分自身が充実することを重視する傾向にあります。

一方、会社や上司との関係はドライで、
指示待ち、リスク回避志向などと批判されることも…。

もちろん、すべての人が当てはまるわけではありませんが。

でもこの世代は、阪神・淡路大震災や東日本大震災なども経験している世代。
具体的に何をやればいいのかわからないけど
「人の役に立ちたい」「貢献したい」という気持ちを 持っている人も多いと言われています。

具体的に道を示してあげること。

そこでも私は、 「もっと相手の考えを聞いたか?」
「相手のアイデアのいい所はどこか?」
「相手の気持ちはどうか?」

など、意識を向ける部分をアドバイスしたところ、
少しずつ対話をするようになっていきました。

ちょっとだけ具体的に、道を示してあげることが大切なんだと思います。

実は、30代前半の研修でも同じような傾向がありました。
世代の違いこそあれ、お互いの考えを「話す」、そして、「聞く」。 「意見の違いを恐れない」。

違いを称賛できる職場や社会をつくることが
私たち先輩の仕事の一つだと考えます。

そのためにも
・第一声から相手の意見を否定しない
・理由を聞く

ことは、心がけていきたいですね。

若手育成でお悩みなら、マイインポータントへご相談ください。