株式会社マイインポータント

COLUMNコラム

コラム

「できない」は言えない部下、いませんか。

ある上司の話を聞いていたところ、
「部下がウソをつくのが悩み」とおっしゃっていました。

以前にもミスを隠す部下について書きましたが(→リンクhttps://1on1-important.com/archives/330)
今回は、ミス以前に「できる」とウソをつく。 そんな社員です。

上司「〇〇できるか?」
部下「できます」

と言って結局できずに人にやらせる。
誤魔化す。

逆に言うと「できない」とは言えない人なのかもしれません。

「何とかなる」「何とかする」や
「チャレンジしたい」「チャンスを活かしたい」
など考えているかもしれません。

これらは、ポジティブな理由です。

けれども、もし部下が
「次はなくなるかもしれない…」「自分の仕事が減らされるかも…」
「弱みを見せられない…」「居場所がなくなるかも…」
などとネガティブな理由で言えないとしたら問題です。

そんな話を上司にしたところ、いつも
「出来ないことは正直に言ってくれ」
「チャンスは、こちらでいつでもつくるから」
「日々勉強してくれればいいから…」 と言っているといいます。

にも関わらず、ウソをついて
結局できずに仕事を遅らせる。
上司は「困るんだよね。なんでだろう」
となっています。

上司もしっかりと
やってはいけないことは理解させ、
伝えることは伝えています。 なのに、なぜ…ウソをつくのか。

「失敗しても大丈夫だから」と言って
実際に失敗したことを
部下に怒ったことはありますか?」と上司にたずねると、
「そりゃ~つい怒っちゃうことあるよ…」とのこと。

言っていることとやっていることが違う。
「大丈夫だよ」といいながら「怒る」。

部下がウソをつくのには理由がある。

人は、怒られたり、否定されたり
することを避けるために
ウソをつくことがあります。

自分の身を守るためにウソをつく。

逆に、本当に安全だと思える場では
出来ない自分もさらけ出す事ができます。

部下にとってみたら、この上司下の組織は、
まだまだ安全な場ではないのかもしれません。

さらに上司がみんなの前で叱ったり、
厳しく叱責するなどの直接的なネガティブ・フィードバックを
してしまっていたのだとしたら、より自信を失い、
内心はやる気をなくしてしまっているかもしれません。

叱るときにはみんながいないとき、または別室で。
いい点は褒めて悪い部分を指摘する、
現状の改善案を提示する、など、
ただ叱るだけでなく、丁寧なアドバイスも大切です。

話を聞きながら上司は、
「まずは、自分の行動をもう一度見直してみるよ」
とおっしゃっていました。

部下を育てたいという気持ち、
育てるための正しい方法は、知っているけど
言っていることと行動が反対。

案外誰にでもあることですよね。

私も自分の言行一致を常にチェックして
行きたいと思います。

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