株式会社マイインポータント

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「答え」が違うと全否定。 それでは部下は育ちません。

「うちの社員は何も考えていない」
あるサービス業の社長から言われた言葉です。

この言葉、実は結構多くの上司や経営者から聞きます。

そしてこの言葉を聞くたびに
「考えていない」のは、本人の問題?
それとも環境のせい?
そんな疑問が湧いてきます。

本当に考えていないのか?ただ言わないだけなのか?
そんな疑問も湧いてきます。

この社長
会議のとき社員に「どんどん自由に意見を出して!」
と言っても、何も意見が出ない。
だから、うちの社員は何も考えていない、
とおっしゃっていました。

しかし、詳しく聞いていくと、どうやら
社員は考えていないのではなくて、「意見を言わない」
というのが正しいようです。

なぜなら…。社長は、会議のとき、

自分は、わかっていないな、とか、そうじゃなんだよね~、
としか言わないんだよね。
とおっしゃっていたから。

つまり、社員から出てきた意見を、
社長がことごとく否定している会議風景が
浮かび上がってきます。
それでは、意見は出てきませんよね。

そして、その自分の否定に社長自身、気が付いていない。
そんな状況なのでした。

先日、初めてコーチングを受けた方が、感想で
「自分が話しているとき、いいね!って、
言われるともっと話してみようと思う」
とおっしゃってくださいました。

発言に自信がなく、不安な気持ちで話していたのですが
「いいね」で後押しをされて
どんどん話したくなったそうです。

こんな風に、相手の意見に対して肯定的に関わることで
意見を発した人の次の行動につながります。
逆に否定されてしまうと、次を言う勇気がなくなります。

社長の否定は、社員の話す勇気をくじいていたのでした。

あなたの「正解」を一旦手放してみる。

あるマネジャーがこんなことを言っていました。
部下に「あなたの考えを言ってみて!」と促しながらも、
自分は、頭の中にその答えの正解を持っていて、
それと合わないと「そうじゃないんだよ」と否定してしまう。

自分は部下に対して、そんな「答え合わせ」をしていることに
あるとき気がついた、とおっしゃっていました。

この「答え合わせ」、私自身も無意識にやっていることがあります。
あなたはどうですか?

これが会議などで常習化してしまうと、部下は
「どうせマネジャーが正解を言うから」と
自分の意見を言わないばかりか、
自分で考えること自体をやめてしまうかもしれません。

ではどうしたらいいか?
答え合わせをしないためには
まずは、「自分が答え合わせしていることに気付くこと」、
そして、社員が本当に自由に意見を取り入れられる領域を
考えさせること。

そんなことから始めて行きたいですね。

自分の中の正解をいったん手放すことも大事だと考えます。
そして、今までの「そういうものだ」という常識を
ちょっと疑ってみることも、ときには必要だと思います。

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