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振り返りが苦手な若手を成長させる質問方法

最近、上司であるリーダーたちと話をしていると
20代~30代の若手で「振り返り」が苦手な人が
多いと言います。

「どうしてこんなに時間かかったの?」
「どこが問題だったの?」と尋ねても
「特に…」とか「わかりません」
という返事が返ってくるそうです。

あなたの周囲の若手はいかがですか?

さて、この「振り返り」ですが、
これまでの自身の行いを思い返して
自分の内面を見つめ直すことで、
思考や気持ちを整理すること。

部下の振り返りは、
目的達成のために行った行動を理解して
次の行動につなげるための大切な取り組みです。

今回は、振り返りの際に、
部下に対してする質問の仕方について
お伝えしていきます。

話したいことを いかに引き出せるかがポイント。

私は、振り返りのときに若手に
「やってみてどうだった?」と
最初、ざっくりと聞くことが多いです。

すると上司たちがおっしゃるように
「特に…」
「わかりません」
という答えが返ってくることがあります。

そんな答えが返ってくるときは、
「何でもいいよ~」と促すと返ってくることがあります。

それでも返ってこない時は
「〇〇についてはどうだった?」
と少し具体的に聞き直します。
そうすると少しずつ話が出てきます。

「質問力」著者の齋藤孝氏によると、
いい質問は、具体的で本質をつくとされていました。

さらに「コミュニケーション」の秘訣は
「質問力」にあり、と言っています。
「質問は網だ。しっかり作っておけば、いい魚がとれる」。

実際、聞き方がうまければ、
自分に話題が乏しくても、
相手の深い話が聞けたり、
聴くことで相手をサポートできたり、
さらに有益な情報をもらえたりなど、
コミュニケーションを深めることができる、
というのが著者の見解です。

つまり、よい質問とは、
相手の苦労や積み重ねてきたものを
掘り起こすような質問であり、
また相手の奥底にあるような
経験を引き出すような質問である、
ということです。

そこから考えると、
私の質問は少し抽象的ですね。
何を意図しているかわかりにくいです。
いい質問とは言えないかもしれません。

でも私の質問の意図は、
「自由に話して欲しい」ということ。
そこで出てくる答えは、
本人が「話したいこと」と考えています。

具体的で本質をつく質問は、
ピタッとはまると相手の気づきを促します。
しかし、そこには聞き手の意図が入ります。

なので、私は、
体験を通して彼らが何を語りたいかを
一度相手にゆだねるわけです。

が…若手には惑わせてしまうことも多いようですね。
そこで、言葉が出てこなかったら、次は、
具体的に質問をしていくようにしています。

先日話を聞いたリーダーも同じ悩みを持っていました。
そこで仕事を振り返るために手順を細分化して
どこで問題が起きたのか?
どこが大変だったのか?
どこが上手くいったのか?
を聞くようにしてもらいました。

すると若手は、話しやすくなったのか
振り返りができるようになってきました。
まずは、ここから、
振り返りの練習をしてもらっています。

自ら気づくまで、「待つ」ことも必要。

そしてもう一つ、
リーダーにアドバイスしたことがあります。

それは、
「求められるまでアドバイスしない」
ということです。

この若手は、まだまだ仕事への興味が薄いようです。
なので、失敗をしても積極的に
「次、どうしよう」の考えに至りません。

そこで、こちらからアドバイスするよりも
相手に話させることで、気づきを促し、
「次、どうしよう」
の疑問がわくまで待ってもらっています。

若手育成には、時間がかかるもの。
じっくりと焦らず、育てていきたいですね。

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