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若手社員に「自立」を求めるのは、もう古い?これからは「依存」?

先日読んだ、組織開発の本の中で「人は、自立した理想的な人間に
なりたいと考えるが実際は、相互に依存関係があって何かを成し遂げることができる」

省略していますがこのようなことが書かれていました。

私たちは、相互依存しながらでないと
生きていけないと。

あなたは、これを読んでどう感じられますか?

私は、ちょっとドキッとしました。
なぜなら、組織の人材育成においては「自立」の重要性を強く言われるからです。

 

「自立」して仕事ができるようになろう、
とか一人前になるために早く「自立」しなければ、
などと言われてきますよね。

 

もちろん、
一人で仕事が出来ないような状態を良しとしているわけではないですが

もしかしたら、組織の中で「自立」を強く求めすぎているのかもしれないと
ドキッとしたのです。

 

相互依存なら相乗効果も!

「自立型人材」なんて言葉で人を育ててきました。

しかし、「相互依存型人材」を育てるとしたらどんなことが生まれるか?
と思ったんです。

少し極端ですがね。

 

 

相互依存が前提だとしたら、「誰に何をどのように頼るか」

そこを考えることが大切になります。

すると相手に頼ることで自分がやることや
無意識に選択する自分の得意も見えるかもしれません。

今、私がサポートしているある若手社員は、

どんなに時間がかかっても自分一人で作業を終えようとします。

しかし、これは会社にとっては問題になることもあります。

時間がかかりすぎるとお客様に対する印象が悪くなります。

そのことに理解を促しても人に頼ることができず、目的や結果よりも、
「自分一人でやる!」という責任感と「やり終わった!」という満足感が大事…

彼を見ていると、自分自身で抱え込んで
「自分一人ですべて出来ることが一番」という考えを強く感じます。

 

もし、彼に「人に頼るのが一番」という考えがあったら、
当然もっと人を頼るでしょう。

代わりに一人でやり遂げようとしないかもしれませんが。

いずれにしても、私たちはもっと「相互依存」することを
当たり前に捉えると楽になると考えました。

 

冒頭の言葉でも「相互依存することによって何かを成し遂げる…」

結局一人では、成し遂げられることが小さいのだから

相互依存すると決めることでもっと世界が広がるのでは…と
考えました。

ここで重要なのは、決して一方的な依存ではなく、
「相互の依存」であることです。

 

これからの時代、お互いの強みを知り、それぞれの得意を合わせれば、
もっと大きな成果が生み出せるかもしれません。

 

従って、組織の中で、相互依存によって
相乗効果が生まれるように行動できることも
リーダーに求められる資質のひとつと
言えるのではないでしょうか。

 

依存し合うことを当たり前の世の中に。
「相互依存型人材育成」
これもいいかもしれませんね。

 

さて、あなたの部下に仕事を任せるとしたら

「誰に何をどのように頼るか」を確認してみると、

思わぬ発見があるかも知れません。

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