株式会社マイインポータント

COLUMNコラム

コラム

「知らなかった」ということを 知ることで見えてくる。

先日、若手育成プログラム導入から

1ヶ月、2ヶ月と
「社員がなかなか変わらない!」

と私に詰め寄ってきた…社長との契約が3年目に入りました。

 

嬉しいことに、若手の成長が実感できたとのことで、
契約を継続してくださることになりました。

このパターンが一番嬉しいです。

若手は、当初会社のことも、自分のことも考えられずに

「いつでも辞めてやる~!」的な勢いだったのが、

今では、

「自分の技術向上が会社の利益につながる」

と発言するようになり、私も驚くほどの成長をしてきました。

 

さらに、

社長に、社長自身の学びや気づきはどんなことがあったのか?とたずねると、

自分が
「社員のことを知らなかった」ということを知った。

とおっしゃっていました。

 

自分は、毎日顔を合わせている社員のことを
知っているつもりになっていたけど全然、見ていなかった。
とおっしゃるのです。

 

それは、もっと言うと、
「知ろうとしなかった」ということではないかと思うのです。

社長自身の

「これぐらいは出来るはず」や
「これは、知っていてもらわないと困る」

といった若手社員のあるべき姿やあってほしい姿に当てはめて

そこに当てはまらないと

「この若手はダメ」

のレッテルを貼ってしまいそれ以上、知ろうとしない。

 

常に社長自身の「こうあるべき」に照らし合わせてジャッジしている。

 

だから、

若手社員の本当の姿が見えなくなっていたのでした。

 

 

 

排除せずに活かす。

 

当社との関わりの中で、この社長は、抜群の応用力を発揮しました。

 

若手はもちろん、他の社員のこともじっくりと観察し始めました。

 

そして、

それぞれの社員の特長をつかみどう活かしていくかを考えていきました。

社員一人ひとりにどんな役割があったら全体を上手く、動かしていけるか。

 

そんなことを常に考えるようになったそうです。

私が、この社長のいいなぁ~と思う点は、
人を排除しようとしないところです。

 

組織ではよく、

「自分が上手く使えない人」を

他部署に回すなど自分の周りから遠ざけたり、
排除したりする上司がいます。

 

会社規模や経営状況から考えると、
また、
経営者の立場だったりすると、当たり前だと思うかもしれません。

 

しかし、そんな上司や社長ばかりではありませんよね。

 

この社長のように人を排除せずに活かす。
これもしっかりと社員を見るからこそ出来ることです。

そして、
やはり上司や社長が活かそうと関わるからこそ
社員は成長していくのだと思います。

 

これは、
ピグマリオン効果やホーソン効果などからも
実証されていることです。

 

ピグマリオン効果とは、教育心理学の用語です。

教師が期待をかけると生徒は成績が向上するという現象で、

教育心理学者ロバート・ローゼンタールらによって提唱されました。

また、ホーソン効果とは、
アメリカのウェスタン・エレクトリック社ホーソン工場で行われた実験で

労働者の生産性は、物理的要因よりも
上司に注目されているという意識がある方が向上したという心理現象のこと。

これらからも、上司が部下に対して
心から期待をかけたり、注目したりすることが大事であることが分かります。

まずは、社員、部下をよく知ることから。

是非、あなたも行ってください。